一般的な株式やFXは、値段が「上昇する」か「下落する」かを予測し、その後の「値動き」に応じてハイアンドロー形式で「利益か損失」が確定し、その「値幅」に応じて「損益金額」が変動する。
国民生活センターは「一見すると簡単な取引に見えるが、リスクの高い取引である。短期間に繰り返し取引した場合、損失額が大きくなるおそれがある」と警笛を鳴らしています。
そんなバイナリーオプションですが、取引の方法は実にシンプルで「ハイ・ロー」も、値段が「上昇する」か「下落する」かを予測し、その後の「値動き」に応じて「利益か損失」が確定する点は同じだが、「損益金額」は「値幅」によって変動することなく固定されるのです。
またレバレッジが無いので追証が無いのも特徴。よって、「最大損失額」を限定して取引できる。2013年7月からはバイナリーオプションを含む特定店頭オプション取引について、新たな自主規制ルール等が設けらました。
金融商品取引法により、日本の顧客との間でバイナリーオプションの取り扱い業務を行う場合は、海外業者も含め、金融商品取引業の登録が義務付けられている。しかし翌2014年から、海外でバイナリーオプションなどを取り扱う無登録の業者とインターネット上で取引を行い、
「損失が生じても返金に応じない」「高額の支払いを要求された」などのトラブルに遭遇する例が急増しており、国民生活センターが注意を呼び掛けているがいかんせん海外のトラブルなので後を絶たない
そもそも海外と日本のバイナリーオプションの違いは?!
日本のバイナリーオプションの特徴は当然、日本語が使えること、24時間体制のサポートがついていて、大きな企業が運営していて、金融庁(財務局)が監視していて、信託保全があるので安心の極みといえる。
初心者が取り掛かるのには安心ですが、実際の目的は稼ぐこと、本質的にはFXとなんら変わらない投資方法ですが圧倒的な違いは取引の時間なのです。海外の場合、判定時刻(30秒後、60秒後、2分後、5分後、15分後、1時間後、2時間後、1日後)に購入価格から「上がったか?」
「下がったか?」で、1.6倍~2.0倍程度の払い戻しという仕組みで超短期トレードを行っているので儲けが大きいと考えられるしかし国内のバイナリーオプションは為替変動に合わせて、ペイアウト倍率が変わる「変動制」なのです。
国内バイナリーオプションも、以前は海外バイナリーオプションと同じ仕組みを採用していたのですが、バイナリーオプション業者の自主規制の中で、この仕組みに変更しなければならくなってしまったのです。