お金持ちは皆、質素な生活をしている
お金持ちのイメージって、浪費家で贅沢三昧の極み尽くしている
イメージを誰もが持つでしょう。でもお金を沢山保有している
ってことは、実は、浪費とは真逆の行動の積み重ねだったのです。
お金持ちから、お金持ちの方々をたどると、ほとんどの人たちに共通すること、
それは、浪費をするどころか、倹約家そのものなのです。一般人なら気づかない
細かい無駄に彼らはうるさいのです。
例えば食器洗いの場面でも、水を出しすぎるな、とか、洗剤を使う量が多いとか
そんなことを平気で指摘しあうのです。後始末・・・お金を無駄なことには一切
使わない、使わせない͡ことに注力をして生活しているのです。
お金を無駄に使わないってことが、その積み重ねこそがお金持ちになる最大の
近道であることを、身をもって彼らは教えてくれている。例え使いきれない程の
十分すぎるお金があるにもかかわらず、無駄な散財は一円たりともしない。
そのことが、お金持ちをお金持ちにした本当の理由なのでしょう。彼らは買い物も
あまり日常生活ではしません。本当に幸せな人は、何かを買うこと、いわゆる消費
の欲求で気を紛らわしたりする必要が一切ないのです。
一般のサラリーマンの人たちにありがちな、残業代の使い道について面白いエピソードが
ある。残業代とは大変な思いをして手に入れた収入なだけに、余計にストレス解消の
為に散財してしまう。その行為によって精神のバランスを保っているケースがあるらしい。
お金持ちでもお金を散財してしまい、あまり幸せでない人たちの特徴としては、せっかく
なりあがったのに、お金を稼いだ分だけ消費してしまう人たちがいる。彼らの背景は、
昔
幼少期を極貧で過ごしその反動で恨みを晴らすかのようにお金を使いまくる。
当時感じた恐怖心が散財することで解消されたかのように一瞬だけ感じられるらしい、
お金を使うという行為が、パワーを手に入れた気になる。その行為がまた稼ごうという
気持ちの高まりに繋がってはいる。が、本当の安心感を手に入れてはいない。
ここ最近、買う必要がなかったのに買ってしまったものは?
いくらお金持ちに一時的になりあがっても、消費的に解消できているつもりの感情を
処理しない限りは不安感から離れることはできないのです。感情的なバランスの不一致
が様々な判断基準をダメにしてしまうのです。
事業の拡大期や、ギャンブル的な無意味な投資に全財産を集中してしまったり、一晩で
何年も積み重ねてきた信用や地位を棒に振ってしまうのです。本当の幸せに継続的な
お金持ちはやはり、そこが大きく違うのです。
小学校の時に習った算数のレベルで解釈できます。お金は入ってきた分以上、使わなければ
たまっていく。それを投資に充て殖やす結果、幸せなお金持ちになるのです。でも一切お金を
使わないと暮らしてはいけません。
何に使うのかを絶えず、選択しているのです。その基準とはクオリティーです。モノ、
サービスのクオリティーが高ければ、高価でも手に入れる。逆にどんなに安くても
無駄なモノやクオリティーの低いものは買わない。
その判断を絶えず積み重ねているからお金がうまく殖え、まわっていっているのです。
そこで、自分自身に問いかけましょう。最近何に無駄に消費したか、言えますか?
つい、買ってしまっていらなかったものは?
その問いかけこそが、幸せなお金持ちになる第一歩目なのではないでしょうか。使うべき
モノもクオリティティーと価値に注力し、幸せなお金持ちの仲間入りのために上手に殖やし
上手に回していきましょう。
~噂で勝って真実で得る~
与多作でした。